About DSADSAとは?
DAILY STOCK ACTION®について
DSAとは
DAILY STOCK ACTION®(DSA)は、「日常的な常温保存可能食品を一定量ストックしながら食べていこう(調達・ストック・消費がしやすい常温保存可能食品のローリングストック)」という、家庭用備蓄推進活動です。
普段のスーパーで買える「保存期間が数週間~数か月の常温食品」を備蓄食品として捉えると、備蓄食品はグンと幅が広がります。毎日時間に追われる中でのお助け食品として日常的にも役立ち、そしてその食品が、いざという時の非常食の役割も果たしてくれるのです。「調達・ストック・消費」がしやすいと、日々の生活に浸透しやすくなり、自然に備蓄対策ができている状態になります。押し入れの奥で賞味期限切れになる心配はありません。
食品メーカー、販売店、実践する個人個人が協力し合い、一丸となって備蓄の啓蒙ができればと考えています。
非常時(大きな災い)対策だけでなく、日常のトラブル(小さな災い)を乗り切ることも目的としています。これはDSAの特徴でもあります。
家族を救うストック食品
常温保存可能食品は実はたくさんあるのです。スーパーの冷蔵コーナーに配置されていることで「冷蔵品」だと思われがちな豆乳や真空パック茹で野菜、切り干し大根や葉野菜の乾物、コーンや煮豆、ツナやチキンや大豆肉や貝などのたんぱく源、乾麺やパックご飯、どれも日常的にストックしておくと便利なお助け食材です。
小さい災いとは・・・?
買い出しを予定していたけれど子供が急に体調を崩して行かれなくなる。残業でスーパーに寄れず急いで保育園に迎えに行って帰ってすぐ夕飯準備。など。
大きい災いとは・・・?
災害で物流がストップしたり、近くのスーパーが数日間閉鎖するなど、自宅で過ごせる状況ではあるけれど調達ができない状態。など。
DSAの目標・目的
家庭での食料備蓄率100%達成に向けて!!
「我が家も大丈夫!」の家庭を増やしましょう!!
- →災害時の食料調達困難による食料不足を回避させる。
- →支援を受けなくても10日間ほど生活できる世帯を増やすことで、救助・支援する側の活動をより深刻な場所に集中できるようにする。
- →各家庭での日常的な食品による備蓄対策を促すと共に、その他の対策の意識改革にもつなげる。
- →子育て家庭での日常的な食トラブルを回避させ、親の心身の負担を軽減させる。(※)
※日常的な食トラブルで疲弊する親の負担を軽減させるという目的も含んだ備蓄啓蒙は、DSAの大きな特徴でもあります。
DSA発足の経緯
東日本大震災で大きな被害を受けた地域の一つである三陸の町、岩手県大槌町。震災後この町で復興推進隊として活動する梅沢義明さんが「仮設住宅で暮らす人々の心身の健康のため」と、2016年に日本ソイフードマイスター協会が主催する食事学の講座を受講しました。それがきっかけとなり、協会代表理事の池上紗織と共に「食の面で何かできることはないだろうか」と議論を重ねてきました。非常時にも慣れ親しんだごはんを食べることができたら、ストレスを軽減することができるのでは?という想いから始まったこのプロジェクトは、DSAの前身である「おいしい防災食プロジェクト(仮)」として発足。そして2018年6月、正式に「DAILY STOCK ACTION®」をスタートさせました。現在は一般社団法人デイリーストックアクションが主導し、趣旨に賛同する様々な企業・団体の協力を受けながら日本中に広まりつつあります。
一般社団法人デイリーストックアクション
共同代表(実行委員長)
池上紗織
共同代表
梅沢義明
事務局長
長島暁子
監事
田中江里子
監事
中林舞
委員会発足
2018年6月
法人設立
2023年9月
住所
〒158-0097 東京都世田谷区用賀3-15-11-2F
連絡先
050-1868-4132 / info@dailystockaction.com
よくあるご質問
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Q
開封してすぐに食べられない食品は、非常食にならないのではないでしょうか?
家庭での備蓄というのは、自宅で食べることを前提としたものです。
多少の調理はできる状況を想定していますので、「味付け前」の食材も備蓄向きとして提唱しています。 -
Q
冷凍食品のストックではダメでしょうか?
日常使いの観点からすれば冷凍食品も役に立つでしょう。ただし、DSAでは「日常のストックが非常時対策も兼ねる」という観点で常温保存可能な食品をオススメしています。たとえば2018年の北海道地震では、長時間の停電により冷凍食品が使えなくなってしまう事態に陥っています。 -
Q
常温の食品は食品添加物が多いイメージがあり、敬遠してしまいます。
冷凍・冷蔵食品も同様ですが、商品によって大きく異なります。現在は真空保存・殺菌消毒の技術が進歩しており常温保存が可能になっているため、添加物を使わない常温保存食品もたくさんあります。常温だから、冷凍だからといった先入観を持たず、実際に何が使われているかをよく見て選ぶのがよいでしょう。