DSA発足の経緯
DSAはこうして誕生しました
「ピンポン玉ほどの大きさのおにぎりを分け合って食べた」
「数週間ずっと菓子パンだった」
「食べ慣れない乾パンを子どもがなかなか食べない…。」
東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の1つである岩手県の三陸の町、大槌町。
その地で復興推進隊として活動する梅沢義明さんが、
「仮設住宅で暮らす人たちの心身の健康のため」と、
日本ソイフードマイスター協会に食事と健康について学びに来たのは2016年のこと。
それ以来、何か一緒にできることはないか、何度も話を重ねてきました。
2017年2月に大槌に伺い、キラキラママ会in大槌を開催。
まだ当時4000人ほどが仮設住宅暮らしを続けていました。
2019年2月現在も、まだ仮設暮らしの方々がいます。
仮設から出られたからといって、それで解決なわけではありません。
地域コミュニティーの崩れがどれだけの弊害をもたらしているのかなど、多くのことを教えてもらいました。
被災者から直接聞いたこと、感じたこと、報道されない「些細なトラブル」についても教えてもらいました。
ストレスが多い状況下では、ちょっとしたことでイライラし、トラブルを生む原因になってしまうこともあるのだそう。
本来、食事は、生きるためだけでなく、楽しい時間、団らんの時間、安らぎの時間でもあります。
非常時にも慣れ親しんだごはんを食べることができたら、ストレスの一因を軽減できるかもしれない…。
そんなやりとりから「DAILY STOCK ACTION」の元になる「おいしい防災食プロジェクト(仮)」が
誕生しました。
そして、2018年6月 日本ソイフードマイスター協会は、正式にこの活動を開始する方針を固め、
名称を「DAILY STOCK ACTION」 とすることにしました。
これまでの備蓄用食品は一般的に「非常食」と呼ばれる「保存期間が長い食品」です。
でも、不特定多数に大量配給する可能性がある施設が備蓄するものと、個々人が自宅で備蓄するものは、違ってもいい。
DAILY STOCK ACTIONは、
「日常的な常温保存食品を常に一定量ストックしながら食べていこう!」という新しい備蓄スタイルの推進活動です。
調達・ストック・消費がしやすい一般的な食品を買いだめしながら回し使いしていけば(ローリングストックしていけば)、
日常的にも助かり、自然と非常時用の備蓄も兼ねることになるのです。
現在は、デイリーストックアクション実行委員会(運営:日本ソイフードマイスター協会)という体制で、
実行委員会が主導してこのプロジェクトを進めています。
2021年5月現在
デイリーストックアクション実行委員会
実行委員長 池上紗織
一般社団法人日本ソイフードマイスター協会代表理事
食と健康をテーマに、講座や料理教室を開催しています。協会では大豆が主軸となっていますが、デイリーストックアクションはそういうことではありません。ただ、これまで培ってきた経験をもとに、簡単時短であってもヘルシーで美味しいということは大事にしてDSAレシピも考案しています。
副委員長 梅沢義明
岩手県三陸の町、大槌町。津波で甚大な被害を受け、町は壊滅的な状態に。この町の復興推進隊として5年間の復興業務に従事してきました。現在は隣町の釜石市にて、ラグビークラブチーム釜石シーウェイブスRFCの総務として、復興のその先を見据えたチーム運営に携わっています。
「数週間ずっと菓子パンだった」
「食べ慣れない乾パンを子どもがなかなか食べない…。」
東日本大震災で甚大な被害を受けた地域の1つである岩手県の三陸の町、大槌町。
その地で復興推進隊として活動する梅沢義明さんが、
「仮設住宅で暮らす人たちの心身の健康のため」と、
日本ソイフードマイスター協会に食事と健康について学びに来たのは2016年のこと。
それ以来、何か一緒にできることはないか、何度も話を重ねてきました。
2017年2月に大槌に伺い、キラキラママ会in大槌を開催。
まだ当時4000人ほどが仮設住宅暮らしを続けていました。
2019年2月現在も、まだ仮設暮らしの方々がいます。
仮設から出られたからといって、それで解決なわけではありません。
地域コミュニティーの崩れがどれだけの弊害をもたらしているのかなど、多くのことを教えてもらいました。
被災者から直接聞いたこと、感じたこと、報道されない「些細なトラブル」についても教えてもらいました。
ストレスが多い状況下では、ちょっとしたことでイライラし、トラブルを生む原因になってしまうこともあるのだそう。
本来、食事は、生きるためだけでなく、楽しい時間、団らんの時間、安らぎの時間でもあります。
非常時にも慣れ親しんだごはんを食べることができたら、ストレスの一因を軽減できるかもしれない…。
そんなやりとりから「DAILY STOCK ACTION」の元になる「おいしい防災食プロジェクト(仮)」が
誕生しました。
そして、2018年6月 日本ソイフードマイスター協会は、正式にこの活動を開始する方針を固め、
名称を「DAILY STOCK ACTION」 とすることにしました。
これまでの備蓄用食品は一般的に「非常食」と呼ばれる「保存期間が長い食品」です。
でも、不特定多数に大量配給する可能性がある施設が備蓄するものと、個々人が自宅で備蓄するものは、違ってもいい。
DAILY STOCK ACTIONは、
「日常的な常温保存食品を常に一定量ストックしながら食べていこう!」という新しい備蓄スタイルの推進活動です。
調達・ストック・消費がしやすい一般的な食品を買いだめしながら回し使いしていけば(ローリングストックしていけば)、
日常的にも助かり、自然と非常時用の備蓄も兼ねることになるのです。
現在は、デイリーストックアクション実行委員会(運営:日本ソイフードマイスター協会)という体制で、
実行委員会が主導してこのプロジェクトを進めています。
2021年5月現在
デイリーストックアクション実行委員会
実行委員長 池上紗織
一般社団法人日本ソイフードマイスター協会代表理事
食と健康をテーマに、講座や料理教室を開催しています。協会では大豆が主軸となっていますが、デイリーストックアクションはそういうことではありません。ただ、これまで培ってきた経験をもとに、簡単時短であってもヘルシーで美味しいということは大事にしてDSAレシピも考案しています。
副委員長 梅沢義明
岩手県三陸の町、大槌町。津波で甚大な被害を受け、町は壊滅的な状態に。この町の復興推進隊として5年間の復興業務に従事してきました。現在は隣町の釜石市にて、ラグビークラブチーム釜石シーウェイブスRFCの総務として、復興のその先を見据えたチーム運営に携わっています。
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