特集
ママの現状(食事にまつわるストレス)
調理スキルの低下、しかし手抜きへの罪悪感は増加。
働く母親が専業主婦よりも多くなり、家事・育児・仕事と、女性の負担が大きい社会となりました。
働き方改革や男性の育児休暇などが推進されていますが、
まだまだ「家事・育児」による心身の疲労は女性の方が大きいのではないでしょうか。
2016年の既婚女性向けの調査(2016年度キューピー食生活総合調査)では、
このような結果が出ています。
「自宅にあるありあわせの材料でメニューを考えることができる」
という人が68.4%(10年前より-10.2%)
「レシピを見ないで作れる得意料理が10品以上ある」
という人が45.4%(10年前より-10.4%)
毎日、パパっと作ることができていない人が多いということがわかります。
仕事帰りに、レシピを見ながら楽しんでゆっくり・・・ というのは非現実的。
献立を考えなくていいキットが人気の理由もここにありそうです。
プチトラブル連続の家庭
特に小さな子供がいる家庭においては、産後鬱、慣れない育児、疲労、
それでも止まらない日常に日々奮闘している女性たちがたくさんいて、
そこではプチトラブルの連続です。
しかしそんなに大変な状況であっても、食においては「手抜き」「時短」に罪悪感を抱え、
さらに心身に負担を抱えている人たちが多くいるのです。
たとえば、市販品を活用した料理への罪悪感は、増加傾向にあります。
(2016年度キューピー食生活総合調査より)
ネガティブ思考からポジティブ思考に!
食事は、生きるためだけでなく、楽しい時間、団らんの時間、安らぎの時間。
パパっと用意できる食事(時短料理)で乗り切りたい日もある。
それをポジティブに捉えられると、心身の負担が軽減されるのではないでしょうか。
・自分が具合悪いけれど子供たちに何か作らないといけない。
・子供が急に具合が悪くなって買い出しに行かれなくなった。
・子供には作ったけれど、疲れて自分の分はおろそかになりがち。
など、プチトラブルは日常茶飯事。
そのような時、簡単に調理ができるストック食品があれば乗り切ることができます。
DSAで備蓄を推奨している常温保存可能食品は、味付けのレトルト食品だけではありません。
味付け前の下処理が済んでいる食材もあり、各家庭の味に仕上げることが可能です。
下処理が済んでいるというのは、忙しい時には助かります。「あともう一品」という時にも役立つのです。
総菜を買ってくることなども含め、「時短」や「手をかけない」ことをネガティブに捉えるのではなく、
「お総菜買えてよかった!」「ストックあって助かった!」と
ポジティブに捉えられるようになれば、ママたちは「罪悪感呪縛」から解放されてハッピーにつながると考えます。
【実際にはママ以外にも役立ちます】
・旅行前だから生鮮食品を増やしたくない。
・出張が多いから生鮮食品をダメにしがち。
・時々しか自炊をしないから食材の種類を多くは買えない。
↓
使い切りサイズや、開封後もしばらくもつ食材があれば解決!
日常的に役立つストック食品は非常時の備蓄対策も兼ねることになります。
家族を守るためにも、家庭の備蓄を始めましょう!
より詳しい情報は以下をご覧ください。
2016年度 キユーピー 食生活総合調査
20~59歳既婚女性の意識調査結果
「手作り」のハードルが下がる一方で、高まる「手抜き」の罪悪感
「満足度」に最も大きく影響するのは「家族の反応」
https://www.kewpie.co.jp/company/corp/newsrelease/2017/38.html
☆☆実行委員長より食事に悩む子育てママへのメッセージ☆☆
レシピを見ないと作れない。冷蔵庫の食材で適当に何か作ることが難しい。
そういう人もたくさんいることがわかりました。
でも、できないママ(パパ)が悪いわけじゃないのです。
家がいつもピカピカで、お料理も上手なのが「完璧な母」と思われがちですが、
そのスキルがそのお母さんで止まって、子供達は何もできないまま大人になってしまったのなら、
親の役目が果たせたかというと、そうでもないと言えませんか。
専業主婦が王道の時代から急速に働く女性が増え、「大人になってから家事のスキルをつける時間」が急激に減ってしまいました。
そのような中でも日々奮闘している。頑張っているのです。
毎日ズボラ料理で乗り切ろうと言っているのではありません。
ただ、プチトラブルを乗り切る時に、
お惣菜を買ってくる日があったっていいし、下茹で済みのものを買ってきたっていい!
ただ、「もとはこんな形をしていてね。」と、お話をする。
なんだかわからず食べるということを避けて、食に関心を持たせること、
ありがたく頂いているのだということ、そういうことを伝える時間が大事なのではないかと思います。
手間隙かけた料理を自分が作ることはできなくても、身体にいい食事を何かしらのカタチで用意できて、
楽しい食事の時間を過ごして、食の大切さを伝えることができたなら、まずはいいではありませんか。
「この食事はバランスがいい」と自信が持てる知識があると、さらに安心できますね。
そして時間が作れたときに、時々でも子どもと一緒に作る時間が持って、生きるスキルを伝えていきましょう。
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